皆さんは脱炭素という言葉を見聞きした時、どう思われるでしょうか。
この頃、あまり良くない印象を持たれる方が増えてきたように感じます。
「もし日本がカーボンニュートラルを実現しても気温は殆ど下がらないのでしょう?」
「SDGsなんて言っているのは今や日本だけだよ」
「再エネ賦課金や環境税とか我々の負担が増えるのは困る」
「利権でしょう」
「牛は悪くない」
などの声が増えてきた気がしています。
確かに、同意する部分もあります。
特に、カーボンクレジットを投機対象であるかのように扱った広告などを見ると残念な気持ちになります。
日本だけがカーボンニュートラルになっても、地球全体の気温が直ちに下がるわけではないでしょうし、
SDGsとか言いたくないですし、牛は大好きです。(悪いだなんてとんでもありません)
ですが、脱炭素という活動については賛成しますし、今後も推進していく必要があると思っています。
牛を減らすのではなく、牛と人間がこれからも健やかに共存していくためにも、海藻ソリューションを作っています。
おそらく、脱炭素についての意見が分かれるのは「観点」が違うからではないでしょうか。
脱炭素は、気温を下げるためではなく、気温の上昇を少しでも「抑える」ことが目的だと理解しています。
現在、世界の人口は80億人を超えています。1974年は40億人でした。
国連の2024年人口推計によれば、世界の人口は2061年頃に100億人を超えると予測されています。
人口が増加し、産業活動規模も拡大する中で、温室効果ガス排出削減が十分に進まなければ、「元に戻すことが難しい変化」のリスクが高まり、「元に戻すためのコストと時間も急激に大きくなってしまう」ことが、気候変動に関する多くの研究で指摘されています。
元の状態に戻せない変化については別の機会にでも触れたいと思いますが、脱炭素から目をそらし、対策を講じなければ、
地球温暖化が加速し、元に戻すことが非常に困難になってしまいます。
私たちCRUSは、脱炭素とは「地球環境が取り返しのつかない状態へ進んでいく速度を遅らせる活動」だと考えています。
このことを一人でも多くの方に知っていただき、少しでも地球環境について考えていただくきっかけになれば嬉しく思います。
「脱炭素」について少しだけ